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手続き|全体の流れ

相続手続きの全体の流れ・スケジュール
「何から・いつまでに」を一枚で整理

最終更新日:2026年6月24日 | 監修:山新司法書士事務所(登記)/須藤正孝税理士事務所(税制)

相続は「何から手をつければいいか分からない」が一番の悩みです。この記事では、相続発生から完了までの全体の流れと、3か月・4か月・10か月・3年といった期限のスケジュールを一覧で整理します。最初にやるべき作業も具体的に分かります。

まず押さえたい:相続には「期限」がある

相続の手続きには、放置すると不利になる期限が複数あります。なかでも、相続放棄(3か月)・準確定申告(4か月)・相続税の申告(10か月)・相続登記(3年)は特に重要です。先に全体像を表で確認しておきましょう。

手続き期限の目安提出先
相続放棄・限定承認自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月以内家庭裁判所
準確定申告(必要な場合)相続開始を知った日の翌日から4か月以内税務署
相続税の申告・納付(課税される場合)相続開始を知った日の翌日から10か月以内税務署
相続登記(不動産の名義変更)取得を知った日から3年以内法務局

出典:裁判所「相続の放棄の申述」 https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

出典:国税庁「No.2022 納税者が死亡したときの確定申告(準確定申告)」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2022.htm

出典:国税庁「No.4205 相続税の申告と納税」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4205.htm

STEP1:まず最初にやる4つの作業

期限のある手続きを判断するには、その前提となる「事実確認」が欠かせません。亡くなった直後〜数週間で、次の4つから着手します。

  1. 遺言の有無を確認:自宅・貸金庫・公証役場(公正証書遺言の検索)などを確認。遺言があれば原則その内容が優先されます。
  2. 相続人を確定:被相続人の出生から死亡までの戸籍を集め、相続人が誰かを確定します。
  3. 財産を調査:不動産(固定資産税の課税明細)、預貯金、有価証券に加え、借金などのマイナスの財産も洗い出します。
  4. 遺産分割協議の準備:相続人と財産が把握できたら、誰が何を引き継ぐかの話し合いに入ります。

マイナスの財産が多い場合は、3か月の相続放棄を検討する必要があるため、財産調査は早めに進めるのが安心です。

STEP2:3か月・4か月の期限に対応する

3か月:相続放棄・限定承認

借金などを引き継ぎたくない場合、原則として「自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月以内」に家庭裁判所へ申述します。期間内に判断が難しいときは、期間の伸長を申し立てられる場合があります。

4か月:準確定申告

被相続人に確定申告が必要だった場合(事業所得・不動産所得・一定の所得があったケースなど)、相続人が代わりに準確定申告を行います。期限は相続開始を知った日の翌日から4か月以内です。

「何から始めれば」の段階で大丈夫です

期限の確認も、相続した不動産の整理も、まず無料相談で一緒に。必要に応じて司法書士・税理士へお取り次ぎします。

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※ ご相談・査定は無料です。登記・測量・税申告などの実費、売買成立時の仲介手数料等は別途必要になることがあります。

STEP3:10か月の相続税、そして遺産分割

相続税は、課税対象となる場合に相続開始を知った日の翌日から10か月以内に申告・納付します。基礎控除の範囲内なら申告不要となるケースもありますが、適用可否や税額は個別の事情で変わるため、早めに税理士へ確認するのが安全です。

誰が何を相続するかは遺産分割協議書にまとめます。不動産を含む場合、この協議の内容がそのまま名義変更(相続登記)の前提になります。

STEP4:相続登記(不動産の名義変更)

2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を取得したことを知った日から3年以内の登記申請が求められます。過去に発生した相続も対象で、原則として経過措置の期限が設けられています。詳しくは相続登記の義務化の記事で解説しています。

⚠️ 期限は重なって進みます。 3か月・4か月・10か月は同時並行で迫ってきます。「まだ先」と思っているうちに相続税の期限が来てしまうため、早い段階で全体スケジュールを立てておきましょう。

迷ったら早めに相談を

相続は、戸籍収集・財産調査・協議・申告・登記が連動して進みます。最終的な税額の判断や手続きの適用可否は、司法書士・税理士などの専門家への確認が確実です。我孫子市・柏市・松戸市の不動産を含む相続なら、地域の事情を踏まえた相談先に早めに声をかけておくと、期限のある手続きで慌てずに済みます。

相続が起きたら、最初に何をすればいいですか?
まずは「遺言の有無の確認」「相続人の確定(戸籍収集)」「財産調査」の3つから始めます。とくに借金などマイナスの財産がある場合、3か月の相続放棄の判断に関わるため、財産調査は早めに進めましょう。
相続税は必ず払うのですか?
相続税は課税対象となる場合に発生し、基礎控除の範囲内であれば申告が不要となるケースもあります。適用可否や税額は個別の事情で異なるため、税理士への確認をおすすめします。
相続登記はいつまでにすればいいですか?
2024年4月の義務化により、不動産を取得したことを知った日から3年以内の申請が求められます。過去の相続も対象です。詳しくは相続登記の義務化の記事をご覧ください。
期限を過ぎてしまったらどうなりますか?
手続きによって不利益が異なります(例:相続放棄ができなくなる、相続税の加算税・延滞税、相続登記の義務違反など)。すでに期限が近い・過ぎている場合は、できるだけ早く専門家に相談してください。
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「何から始めれば」の段階で大丈夫です。2027年の二つの期限が来る前に、いまの状況を一緒に整理しましょう。下の方法から、ご都合のよいものでお声がけください。

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